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[鹿児島] オランダで芽生えた夢を、鹿児島で叶えた「J’sナマズ株式会社」/よそ者だった僕らの話

[鹿児島] オランダで芽生えた夢を、鹿児島で叶えた「J’sナマズ株式会社」/よそ者だった僕らの話

かざり


ONESELF Lab|わたしと町の研究所というブログを運営している、鹿児島県在住のブロガ~、かざりです。
今回は鹿児島県知覧(ちらん)で、ナマズの養殖にチャレンジしている、J’sナマズ株式会社についてご紹介します。

 

知覧といえば、全国的にはお茶の産地として有名な場所。

そんなお茶どころ知覧で、なぜナマズの養殖を行なっているのか…?

一体どんな経緯があって、知覧にたどり着いたのか…?

 

これはとあるお祭りでの出会いをきっかけにナマズのおいしさと、ナマズの養殖にチャレンジし続けるご夫婦の情熱に触れた令和元年、夏の物語です。

 

 

 

出会いは、町のお祭りにて

 

J’sナマズ株式会社との出会いは、町のお祭りにて。

会場をブラブラしていると、様々な出店の中で、とても目を引くお店がありました。

看板には知覧×フィッシュ&チップスの文字。

お店の雰囲気から、直感で「おいしそう」と感じたのを覚えています。

 

上の「オランダスタイル」も気になった

 

直感は大当たりで、購入したフィッシュ&チップスは、ふわふわのカリカリで大満足。

商品と一緒に入っていたパンフレットには、ナマズの文字が書かれていました。

看板にはナマズの文字は入っていなかったので、何の魚かわからないままに購入しましたが、すごくおいしかった!

ナマズというと泥臭いイメージがあるかもしれませんが、我々が購入したナマズは全く臭みがなく、それよりも身の甘さと衣のふわふわな食感に、とても幸せな気持ちになりました。

 

揚げ具合が最高!

 

これが私とJ’sナマズ株式会社の、ファーストコンタクト。

 

 

 

いざ、J’sナマズ株式会社へ!

 

お祭りから、約1か月後。
あの時食べたフィッシュ&チップスのおいしさに感動した我々は、鹿児島県知覧にある、J’sナマズ株式会社を訪れました。

お話を伺ったのは、J’sナマズ株式会社代表のフェーンストラ・ジェイコブさんと、奥さんの塗木 かな恵さんです。

 

ナマズ養殖場の前にて

 

 

 

 

異なる国で生まれた、2人の出会い

ジェイコブさんは、オランダ出身。かな恵さんは知覧出身です。

異なる国で生まれた2人の出会いは、ニュージーランド。

同じ職場で働いていたことがきっかけで、距離が近くなりました。

 

年齢はジェイコブさんが1つ上

 

その後2人でニュージーランドやオーストラリアを旅した後に、かな恵さんの生まれ故郷である鹿児島県知覧へ移住。

現在の事業を始めたきっかけは「ドジョウの養殖をしないか?」と声がかかったこと。

知覧でドジョウの養殖をしていた方が体調を崩し、相談を受けたことが始まりでした。

 

 

 

 

「自分たちの体に入るものだから、投薬はしない」

 

ドジョウの養殖について相談を受けるも、ジェイコブさんの「ナマズを育てたい」という熱い希望で、ナマズの養殖にシフト。

2015年にJ’sナマズ株式会社を設立。

卵からナマズを育て、稚魚の販売を行なっています。

 

見学させていただいた養殖場には、たくさんの青いタンクが。

ナマズの稚魚はストレスにとても弱いため、稚魚の時期は電気を消しているのだそう。

掃除などをする際はヘッドライトをつけて作業を行うそうで、とても大切に育てられていると感じました。

 

更には「自分たちの体に入るものだから」と、薬を使わない養殖にこだわっています。

 

こちらはフィッシュ&チップス用のナマズ

 

過去には数時間で大量の稚魚を死なせてしまったりと、失敗することもあったようですが、トライ&エラーを繰り返しながら鹿児島のローカルで、ナマズ養殖にチャレンジし続けています。

 

 

 

 

なぜ、ナマズの養殖にチャレンジしているのか?

 

ジェイコブさんに「なぜナマズの養殖にチャレンジしているのか?」と尋ねると「ナマズが好きだから」とシンプルな答え。

日本に比べオランダでは、ナマズを食べるのは一般的。

母国での食体験から「いつか自分で育ててみたい」と考えていたそうです。

とはいえ、それがまさか日本で叶うとは想像もしていなかったとのこと。

 

オススメの食べ方を伺うと燻製やムニエル、天ぷら、カルパッチョなど、様々な食べ方を教えていただきました。

中でも生で食べるナマズは、脂の乗ったタイのような味がするらしい…!

国内ではウナギの代用品として注目されているナマズですが、蒲焼以外にもおいしい食べ方があると知り、取材班一同驚きでした。

 

調理しやすいフィレの販売も行なっています

 

 

 

 

 

「ナマズのおいしさを、もっと広めたい」

会社としての今後の展望について伺うと、

「ナマズのおいしさを、もっと多くの人に伝えたい」
「イベントなどにも積極的に参加し、広く展開していけたら」

実際に出店した先で購入したお客さんが「おいしかったよ」と店舗に訪れることが増えたりと、反響を感じているそうです。

国内では他の魚に比べ、馴染みが薄いナマズ。

「ナマズのイメージを、少しずつポジティブなものに変えていけたら」と、目を合わせながら話すお2人がとてもステキで、取材に行った私自身、何だか元気をもらう時間となりました。

 

朗らかなお2人に、チャレンジする勇気をもらいました!

(撮影協力/前迫昇吾鮫島歩

 

 

 

 

 

ナマズのおいしさを、味わってほしい!

J’sナマズ株式会社では、フィレ(冷凍)と活魚、フィッシュ&チップスの販売を行なっています。

フィレとフィッシュ&チップスに関しては、知覧農園(知覧町郡6219-3 知覧郵便局隣)でも取り扱っています。

フィッシュ&チップスは、金土日祝の10:00〜18:00に販売(売り切れ次第終了)

フィッシュ&チップスの販売については、天候などにより変更になる場合があるので、インスタグラムにて情報をご確認の上、ご来店ください。

 

 

J’sナマズ株式会社

住所

鹿児島県南九州市知覧町郡16522-1

電話番号

080-2775-4084 (商品の電話注文可能)

FAX

0993-78-3506

Mail

jsnamazu@outlook.com

ホームページ 

https://jsnamazu.co.jp/

Instagram

https://www.instagram.com/jsnamazu/?hl=ja

この記事のライター

かざり

ブロガー/町のレコーダー。鹿児島県大隅半島出身。2016年11月よりブログ ONESELF Labの運営を開始。コンセプトは「わたしと町の研究所」運営開始半年後から企業やNPOの依頼を受け、PR記事や研修会/イベントレポートを作成。現在は南九州市頴娃町を拠点に活動。好きなドリンクは、赤いコーラです。

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