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[佐賀] 有田の名物「ごどうふ」のベストな食べ方を本気で調査してみた。

[佐賀] 有田の名物「ごどうふ」のベストな食べ方を本気で調査してみた。

突然だが、みなさんは「ごどうふ」という食べ物をご存知だろうか?
「ごまどうふ」ではない「ごどうふ」である。

 

 

有田の名物「ごどうふ」

「ごどうふ」は、あの有田焼で有名な佐賀県有田町発祥の豆腐である。

その最大の特徴は、ぷにぷにプルンとした質感だ。

このぷにぷに感、ゴマ豆腐にも似ているのだが、ゴマ成分が含まれていない為であろうか、ゴマ豆腐よりもさらに粘性が高いように感じる。

 

そしてお味は?というと、これは普通に豆腐である。豆腐の味の繊細な違いの分からない私の舌の判断によると、「ごどうふの」味はごく普通の豆腐と同じである。

有田町ではとても有名なこの「ごどうふ」。町民にとっては幼少期から慣れ親しんだ味なのだという。
当たり前のように食卓に上がり、当たり前のように食べてきた有田の家庭の味。

それが「ごどうふ」なのである。

 

 

しかし他の地域の人から見るとその姿は一変する

そんな、有田町民の母の味「ごどうふ」であるが、
他の地域の人から見るとその姿は母から見たこともないエイリアンに一変する。

申し遅れたが、私は東京生まれ東京育ちで今年の4月、佐賀県有田町に移住して来た地方移住者なのだ。

そんな私が「ごどうふ」に初めて出会ったのは、有田出身の妻の実家に初めて遊びに行った時である。

「有田の名産ごどうふです。」そう言って妻の母が出してくれた有田焼に乗った「ごどうふ」は、つるんと光っており、つつくとぷにぷにと箸を押し返してきた。

 

全く得体の知れないの物体だ。
私は何を食べさせられようとしているのか??だが、食べないわけにもいかない。

その独特の質感から、特徴的な味を想像したのは言うまでもない。。
※ちなみに地元ではこの「ごどうふ」にそのまま、甘いゴマ醤油をかけて食べるのが一般的である。

そして、恐る恐る食してみる。

と、味は普通に豆腐。

「・・・。」

私は思った。

「いや、豆腐でよくね??」

そう!この「ごどうふ」これまで一般的な豆腐(以降、一般豆腐という)しか食べてこなかった県外の人間からしてみると、その食感に全く必然性を感じないのだ!それどころか、むしろ「普通の豆腐くわせろや!」とその最大の特徴に苛立ちすら感じてしまう始末。

妻の両親に「どうですか?」と聞かれたが、
嘘の下手な私は「あはは。いや〜。面白い味ですね。」と答えてしまったことをは今でも後悔している。

さて、それではもう一度聞こう。
みなさんは「ごどうふ」をご存じだろうか??
多分ご存知なかったのではないだろうか??

それは、ひょっとすると私と同じように、この食感に必然性が感じられない結果、県外で受け入れられず、地元のみで強く愛されている結果なのではないだろうか??

 

ごどうふの可能性を探りたい

しかし、一方で私はこの「ごどうふ」に無限の可能性を感じていた。ごま醤油をかけて食べるという地域の一般的な食べ方は、これまで一般豆腐しか食べて来なかった人間には受け入れ難い。
しかし逆にこの食感と自然な豆腐の味を上手く利用すれば、新しい何かが生まれるのではないだろうか!

 

そうだ!!「ごどうふ」には最適解があるはずだ!!

そこで今回、この「ごどうふ」を利用し、新たな食べ方を模索してみた。

 

 

チャレンジ1.食材からの発想

さて、まずは食材からの発想である。「ごどうふ」はその名の通り豆腐である。
味も普通に豆腐である。ならば一般豆腐と同じ食べ方で食べれば美味しく、それでいて新規性のあるメニューが完成するのではなかろうか?

そう考えた私が思いついた料理が​「麻婆豆腐」​である。

 

「麻婆ごどうふ」

作り方は簡単。一般的な麻婆豆腐の作り方で、豆腐の代わりに「ごどうふ」を利用するだけである。
今回はレトルトの麻婆豆腐のもとを利用し「麻婆ごどうふ」を作ってみた。
まず包丁でごどうふをさいころ大にきる。むにむにとして切りづらい。

 

麻婆豆腐の元の箱に書いてある、作り方に従い、豆腐の代わりに「ごどうふ」を投入。

フライパンに投入。当然ながら匂いは普通の麻婆豆腐だ。見た目も普通に麻婆豆腐だ。

 

お皿に持って、ネギをパラパラして完成。見た目は悪くない。

それでは、食してみよう。

 

 

 

こ、これは!!!

 

 

うまい!!!うますぎる!!

 

口の中で豆腐がとろけていく。(ように感じる)今までにないこの食感!

我が自宅のキッチンの片隅で、世界をも揺るがす奇跡の新メニュー、​「とろける麻婆豆腐」が爆誕してしまった!

 

味のしみたとろとろの豆腐はご飯に乗せれば、お米とも絡みとてもおいしい!
これだ!!もうこれしかない!!
もはやこれは、アレだ!ごどうふの最適解というか、麻婆豆腐の最適解と言っても過言ではない!
初回のチャレンジにして奇跡のメニューが生まれてしてしまった。自信の才能に恐怖すら感じるレベルである。

さて、こうなってしまっては、もはやこれ以上の深掘りは必要ないのだが、いろいろ思いついた他のメニューも作って食べてみたので紹介しよう。

 

 

チャレンジ2.見た目からの発想

次は、見た目からの発想である。

さあ、このまな板の上に載ったごどうふを見てほしい。

 

如何だろう。何かに見えないだろうか?
そう!レアチーズケーキである。
どこからどう見てもレアチーズケーキである!異論は認めない!

見た目が同じ。ならばレアチーズケーキ的な食べ方もアリなのではなかろうか?豆腐のスイーツ的なものも世の中的にあるらしいし、案外行けるかもしれない。

 

レアごどうふケーキ ブルーベリーソースがけ」

作り方は簡単。ごどうふにブルーベリーソースをかけるだけ。

 

さあ、見た目はもう。絶対に美味しい。
どこからどうみても美味しいやつである。

それでは食べてみよう!!

 

 

こっ、これは!!

 

・・・・・。

 

ごどうふの風味。ブルーベリーソースの甘味と酸味。これらが口の中で混ざりあい、、、

 

 

 

それはもう、最悪だ。

 

かけたソースが悪かったのか?何がいけなかったのか?見た目は完全に美味しかったはずなのに。完敗だ。。
ごどうふにブルーベリーソースをかけることはお勧めできない。

 

 

チャレンジ3.質感からの発想

最後は触感からの発想である。「ごどうふ」のぷにぷに、プルンとしたこの質感。何かに似ていないだろうか??
そう!タピオカである。
断じてタピオカである!

近年爆発的なブームとなり、そろろそ収束の兆しが見えてきたタピオカ。というかもう既にかなりブームが収束してきているタピオカ。
しかし、ここ佐賀などでは最近新しいタピオカ店が開店したりと、これから感すらあるタピオカ。
ごどうふの触感とタピオカの類似性を全面に打ち出し、「有田のタピオカ」として「ごどうふ」に光を当てようではないか!

 

「ごどうふミルクティ」

作り方は簡単。

まず、ごどうふを一口大のサイズに切り、

 

それっぽいカップへいれる。

 

そこにミルクティを注ぐだけである。

 

切った「ごどうふ」をそれっぽいカップに入れ、ミルクティを注ぐ。

 

はい。美味しそう。

見た目は、こんな感じ。

 

いいよ!いいよ!エモい!エモいよ!ごどうふミルクティ!!
背景に見えるのは、佐賀県有田町の田畑である。

それでは、飲んでみよう!

 

 

こっ、これは!!

 

 

ナシしではないがアリでもない。。

 

何とも歯切れの悪い感想で申し訳ない。こうとしか言えなかった。
ベースの味はミルクティである。そしてこれは私のミスなのだが、ストローが細すぎて飲みづらかったももマイナスポイントだ。
で、穴の小さなストローから出てくるごどうふの触感はタピオカほどの弾力がない為、少々物足りなさを感じる。そして、後味にかすかに感じる大豆の風味には、ちょっとした違和感も感じる。
ナシという訳ではないのだが、決してアリではない。。

試しに妻にも飲ませてみたところ、「大豆イソフラボンが身体にいいとかだったら飲むかも。」ということだった。なんとも歯切れの悪い感想である。

さて、以上が今回、調査してみた新たなごどうふの新しい楽しみ方である。

結論としては、「麻婆ごどうふ」が奇跡的に美味しかった。
これだけは自信を持ってお伝えできるので、是非お試しいただきたい。

 

 

 

この記事のライター

やばいおとうさん

2019年4月、仕事を辞め佐賀県有田町に移住してきた一児のおとうさん。仕事も決めずノープランで移住してきた経緯から自らをやばいおとうさんと名乗る。現在はフリーランスでWEB制作などの仕事をしている。

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