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鹿児島中央駅の近くに、40年以上続くさくらじまというフルーツとジェラートを販売するお店があります。
1976年に鹿児島市武(たけ)町に果物店さんとしてオープンし、それから17年後の1993年に、果物本来の味や個性を活かしたジェラートの販売を始めました。
帰宅途中の学生やカップル、親子連れなど、幅広い世代に愛されるさくらじまのジェラート。
店名の由来やジェラートを販売したきっかけについて、代表の川添さんにお話しを伺いました。
さくらじまという店名は、代表である川添さんの実家が桜島地域にあることに由来しています。
桜島の実家では代々みかんやびわなどの果樹を栽培しており、家族一丸となって生産する中で、川添さん自身も幼い頃から現場で手を動かしていたそうです。
その後、農林省の試験場や青果市場での経験を元に独立。
鹿児島市武町に実家で栽培した果樹や、青果市場で仕入れたフルーツを販売する「さくらじま」を立ちあげました。
川添さんがジェラートの販売を始めた大きなきっかけは、2つ。
1つ目は輸入果実の農薬やカビ防止剤などの、収穫後に散布される農薬の問題が話題になっていた時期に、川添さん自身に息子が生まれ「我が子に安全なものを食べさせたい」という思いが強まったこと。
2つ目は皮に傷がついていたり、規格から外れているという理由で売れ残ってしまった果樹が、安く取引されている現状をなんとかできないかと思ったこと。
また当時は果物店がジェラートやアイスの製造・販売まで行うのは珍しく、将来的な展望も踏まえての判断だったようです。
様々な思いが合わさって1976年の果物店オープンから17年後の1993年に、ジェラートの販売を開始しました。
さくらじまのジェラートは、乳製品とシャーベットの2種類があります。
代表のオススメは、乳製品の場合はきんかんと黒糖。シャーベットの場合はマンゴーとパッションフルーツです。
中でもパッションフルーツは種ごと使用しているのが特徴で、果肉の甘酸っぱさと種の食感が合わさった、食べ応えのあるフレーバー。
店内では常時12種類のフレーバーが楽しめます。
時期によってはスイカや栗などの季節限定フレーバーも登場。更に紫いもやたんかんなど、鹿児島特有のフレーバーも。
カップ販売は、40種類以上。
お友達へのおすそ分けや自宅で楽しみたい方にオススメです。県内外への発送にも対応しています。
また店内ではパフェの注文も可能。
ジェラートと生の果物がふんだんに盛られた、贅沢なパフェを味わえます。
こちらも季節限定で、ピーチパフェやマンゴーパフェが登場します。
最後に川添さんに「今後の目標や展望はありますか?」と尋ねると、「変なことをせずに、当たり前をあたりまえにやっていく」とのこと。
果物が持つ本来のおいしさや個性を熟知した川添さんが作る、手作りのジェラート。
鹿児島にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
住所 | 鹿児島市武2丁目-31-23 |
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定休日 | 不定休(ほぼ開いているとのこと) |
営業時間 | 9:00-19:00(パフェは18:00でオーダーストップ) |
電話番号 | 099-259-0665 |
ホームページ | |
販売 |
2019.07.31
2019.07.27
2019.12.18
2019.07.19
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2019.09.25