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[福岡] 私を狂わせた店 cafe RABISTA

[福岡] 私を狂わせた店 cafe RABISTA

はじめまして、「加速装置」という屋号でPRディレクターとして活動してる椿原ばっきーと申します。PRの思想やノウハウを軸に、地方からフルリモートで、東京のITスタートアップを加速させるのが仕事です。

で、今回のテーマは、「私を狂わせた店。」

 

記事の依頼をいただいたとき、エピソードの例がいくつかあげてあったのですが、その中に
・あの店のあの人との出会いが今の自分をつくった
・あの日奇跡のような出会いがあった
・学生時代や新社会人時代に狂ったように足を運んだ店
というものがあり、「あ!ちょうどいい店あるわ!」と思ったので、紹介いただきます。

私の地元は福岡なんですけど、小中高ずっと、所謂「いじめられっ子」でした。年齢が上がるに連れて、暴力や受ける指示の内容はエスカレートしていき、高校生になると”ゆすり”にあったり、警察沙汰に巻き込まれたりしました。

 

そんな感じだったので、友達はいませんでした。学校も楽しくありません。淡々と日々をこなして、高卒で社会人になりました。

 

対人恐怖症だったので、人との会話が出来ず、どもってしまうような感じだったので、ただの給料泥棒。男ばかりの職場だったけど、休憩室は「酒・女・ギャンブル」みたいな会話しかなくて、休憩時間は、会社の外れの倉庫のトイレに逃げ込んでいました。

 

そんなとき、休みの日、通りがかりにたまたま入ったカフェで人生に大きな影響を与える出会いがありました。

 

そのカフェが、私を狂わせた店。

 

数年前に閉店してしまったんですけど、福岡県柳川市の西鉄柳川駅前にあった「caffe RABISTA(カフェラビスタ)」です。

 

 

店内に入ると、BGMとしてレゲェミュージックが流れ、ロゴは赤黄緑のラスタカラーで、わかりやすく「あ〜、レゲェ好きな人がやってるんだな」というスタイルの店。

 

カフェのカウンター席でドリンクを注文したら、私の声が見た目の割に高いってことで隣に座っていた男性から話しかけられました。

 

その男性は音楽プロデューサーの方で最近NYから帰ってきたそうで。カフェのオーナー夫妻が、高校のときの同級生とのこと。で、そのオーナー夫妻は、昔テレビで人気だったアカペラコンテスト「ハモネプ」で人気だったシンガーの方だと教えてもらいました。

 

その音楽プロデューサーの方とオーナー夫妻の界隈を聞いていたら、これから音楽イベントの打ち合わせということで、知り合いらしい人達がどんどん集まってきました。職業はDJ、デザイナー、イベントのオーガナイザー、ギタリスト、美容系の経営者、それまでの人生で出会ったことがない、当時の私からしたら華やかさを感じる仕事の人達ばかり。

 

ほどなくして打合せが始まり。私は少し離れた席から様子見を見ていたのだけど、みんな仕事の話をしてるっぽいのに、とても楽しそう。

 

「仕事なのに、楽しそう」というのが、仕事はお金を稼ぐためのものでしかないと思ってた私には理解が出来ませんでした。

 

ただただ刺激的な人達でしかなかったですし、それで興味を惹かれたんですね。その人達はそのカフェの常連だということがわかったので、その日から時間があれば、そのカフェに入り浸りました。

 

 

仕事の研修で長期出張が入るまで40日以上連続で通いましたし、通うためにカフェの裏のマンションに引っ越したりもしました。そこまでしても、この人達の近くにいたい、この人達の世界をもっと知りたいと思ったんですよね。

 

そしたら、ある日、「つばきはら」という私の苗字が長くて呼びづらいという話になり、あのプロデューサーから

「”ばっきー”でいいじゃん!”Bucky”でばっきー。」

人生で初めてニックネームをつけてもらえた瞬間でした。

 

そして、毎日、いろんな刺激的な話を聞かせてもらっていたけど、「今度の音楽イベント、AD(アシスタントディレクター)で入らない?」と声かけてもらったんですね。もちろん、二つ返事で参加。

 

イベント当日。10年前のことですし記憶は薄いんですけど、特に役目を与えられていたわけでもなく、「なにかしないと!」と何かをししました。何をしたかは覚えてないんですけどね。多分、なんか夢中だったのは覚えています。

 

あと、プロデューサーが嬉しそうにイベントの様子の写真を撮っていたことは記憶の中に映像が残っていて、その嬉しそうに写真を撮ってる様子を私も写真に撮ったはず。

 

そして、翌日。mixiにイベントの感想を書いたら、プロデューサーから「昨日はありがとう!ばっきー、AD向いてるよ!」とコメントがきた。

 

いつものカフェからへ行くと、前夜のイベントの関係者の人もパラパラと集まってきて、ものすごく褒めてもらいました。なぜだかわからないけど、いい動きをしたらしいんですよね。まぁ、お世辞かもしれないですけど。

 

 

ただ、単純な私は、褒められてるうちにその気になり、「これから俺は、好きなことで生きていけるようになるんだ!」と決めました。笑

 

そして、ずっといじめられてきたり、友達もいなかった本名の自分には居場所はないけれど、「ばっきー」としての自分に、居場所が出来たと思ったんです。

 

会社では窓際社員みたいなことを続けながら、副業で、あの音楽イベントの運営メンバーの一人の方がやっていた音楽イベント会社に入りました。そして、時間を使って、お金を使って「ばっきー」を作り上げました。

 

 

転勤を命じられたことを機に会社を退職。音楽やイベントの世界で仕事をするため、好きなことで生きていくため、あれだけ通いつめていたcaffe RABISTAのある福岡から離れ、今の熊本にやってきました。

 

それから10年くらい紆余曲折あったのですが、実はcaffe RABISTAみたいな場所を自分も作りたいなーと思って、飲食店で働いていたこともあります。そこは、カフェじゃなくてバーだったんですけどね。

 

しかも、そのバーで一緒に働いていた女性スタッフと付き合い、caffe RABISITAのオーナー夫妻みたいに将来夫婦でお店をやりたいなーと思い、結婚。飲食店の開業にもチャレンジしましたが、私の考えの浅さのせいで借金を残し失敗…。妻にはもちろん、たくさんの人に迷惑をかけました。

 

で、飲食店開業の夢はいったん横におき(またいつかチャレンジしますけど)、音楽やイベントの世界での経験を活かして、PRを仕事にしている…という今です。

 

狂わされてますね〜、影響受けすぎてですよね〜笑

以上、これが「私を狂わせた店」でした。

この記事のライター

椿原 ばっきー

加速装置 PRディレクター / #熊本クラフトコーラ #TEAMKIT #POTLUCK | 熊本からフルリモートで、スタートアップのPRとBizDevやってます。ChatBotかSiriみたいなもんです。クラフトコーラ屋、始めます。

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