こんにちは。ジャンプ力に定評のある前田です。
皆さんは、最近、髪が伸びたりしませんか?
僕は髪が伸びます。
ということでやってきたのが福岡市中央区にあるIRIE HAIR DESIGN(アイリーヘアデザイン)
さっそく扉を開けて髪を切ってもらいましょう。
と、その前に、一つ悩みを聞いてください。
僕、美容師さんの
「今日はどのようになさいますか?」
に対してどう答えていいか分からないんですよね…。
どのようにと言われても抽象的な言葉しか思い浮かびません。
ただ、これって要らぬ悩みかもしれません。
相手はプロです。
抽象的な要望にもきっと寄り添ってくれることでしょう。
そこで、今回は「どのようになさいますか?」にこう答えてみます。
「夏の終わりに見たあの夕日のように」と。
さて、一体、どんな髪型になるのでしょうか。
ということで今回カットしてくれるのは店長の白垣さん
「ところで今日はどのようになさいますか?」
「夏の終わりにみたあの夕日のようにしてください」
??
・・・
「夏の終わりにみたあの夕日のようにしてください!」
...
まさかの逃亡!?
ではなく…
助っ人のスタッフ(後藤さん)登場!!
「夏の終わりに見たあの夕日のように切って欲しいらしい」
「ちょっと一旦、二人でうろつかせてください」
二人は一通りうろついたあと、僕の髪型について本格的な話し合いを始めましたが…
最初に出た案が「髪を全剃りして夕日にする」だったので、責任の所在を明確にするために議事録を録りました。
2019/04/11
「夏の終わりに見たあの夕日」とはなにか
出席者:白垣、後藤
記録者:前田
場所:福岡県福岡市中央区警固2-18-17 SHOWAけやきビル2F
- 夕日だから色を落ち着いた赤にしても良さそう(白垣)
- 自分は色というより髪の表情で魅せたい(後藤)
- よくよく考えてみたら「あの夏の終わりの夕日」とは誰かの目を通して見た夕日のことだから、夕日そのものではなくて、夕日を見ている人物やその心情を髪で表現できればいいのでは?(白垣)
- では、その誰かの「あの夏」に何があったのか。何かしらの別れはありそう。(後藤)
- 一夏限りの恋をして別れたのでは?(白垣)
- 一夏限りの恋をするチャラい人物が「あの夏の終わりの夕日のように」と、振り返ったりはしなさそう。どちらかといえば、「あの夏」に起こった出来事は故郷からの旅立ちで、その時に夕日を眺めていたのでは?(後藤)
- ということはあの髪型しかない(白垣)
こんな感じで話がまとまり、いよいよこの長い髪が切られていきます。
店長の白浜さんは、去年、花火を見たり、ハウステンボスに行ったりと充実した夏を過ごされたそうです。
そんな白浜さんに果たして「夏の終わりに見たあの夕日のような」髪型などできるのでしょうか。
できました。
これが「夏の終わりに見たあの夕日」です!
「夏の終わりに見たあの夕日」というテーマに対し、「青春した夏の終わりにみんなで見る夕日」という捉え方をするのではなく、「精神的に成熟した青年が故郷を去る寂しさを感じながらひとりで見る夕日」という捉え方をしました。
そのため、若い感じにならないように髪の長さもある程度残しましたし、カラーも施していません。
マッシュのセンター分けにした理由は、「寂しさを乗り越えながらも強く、清く都会を生きていこう」という感じを表現したかったからですね。
たぶん、そうだと思います。ぜひマッシュのセンター分けにしてみたい九州の方々はアイリーヘアデザインに来て「夏の終わりに見たあの夕日のように」とお申し付けください。
住所 | 福岡県福岡市中央区警固2-18-17 SHOWAけやきビル2F |
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営業日時 | 水~月 10時~19時 (カット最終受付) |
定休日 | 火曜日 |
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